マレーシアは観光やビジネスの目的で訪れる日本人が多い国の一つです。しかし、海外旅行や移住を検討する際、現地の治安状況が気になるところです。本記事では、最新の「マレーシアの治安ランキング」(経済平和研究所(IEP)発表の世界平和指数)に基づき、安全なエリアと注意が必要な地域を解説します。マレーシアの安全性を理解し、安心して現地生活を始めましょう。
結論としては、マレーシアは比較的安全な国ですが、都市部や観光地ではスリや詐欺といった軽犯罪が発生することもあります。安全な地域であっても基本的な注意を怠らないことが大切です。本記事で紹介する治安ランキングと安全対策を参考にして、より安心できる滞在を目指しましょう。
マレーシアの治安全体について
経済平和研究所(IEP)によって作成された、世界平和指数では、マレーシアは19位です。ちなみに日本は、9位です。
マレーシアは東南アジア諸国の中でも比較的治安が良いとされています。特に首都クアラルンプールや観光地での犯罪発生率は他のアジア諸国に比べて低い傾向にあります。一般的にはマレーシアは「安全な国」と認識されていますが、都市部では軽犯罪が多発することもあります。
マレーシアの犯罪は、スリや置き引き、交通事故によるトラブルが多いです。特に、観光客が多い地域ではスリが増加しており、警察も注意喚起を行っています。夜間は交通量が少なくなるため、特に女性の一人歩きには注意が必要です。
それに対して、地方都市やリゾート地は比較的安全で、地元住民とのトラブルも少ないため、旅行や移住にはおすすめです。交通事情や治安面を考慮して行動することが大切です。
2023年からマレーシアに住んでいて、ブキビンタンなどにもよく行きますが、危ない目に合ったこととか全然ないです。
安全なエリアランキング
次に、マレーシア国内で安全性が高いとされるエリアを紹介します。これらの地域は治安が安定しており、外国人に対してもフレンドリーな環境が整っています。
プトラジャヤ
マレーシアの行政首都であり、セキュリティが厳重に管理されていることから非常に安全です。政治機関が集中しているため、治安維持が優先され、犯罪率も低く抑えられています。
サバ州コタキナバル
自然豊かなリゾート地であり、観光客が多いにもかかわらず治安が良いエリアです。犯罪発生率も低く、特に家族連れや自然好きの人に人気です。
ペナン州ジョージタウン
観光地として有名なジョージタウンは、歴史的建造物や美食が楽しめる一方で治安が安定しています。夜間も人通りが多く、安心して観光できます。
注意が必要なエリア
安全なエリアが多いマレーシアですが、一部の地域では特別な注意が必要です。観光地でも、特定の時間帯やエリアでは軽犯罪が発生することがあります。特に外国人観光客はターゲットにされやすいため、注意が必要です。
クアラルンプール中心部
クアラルンプールは多くの観光スポットがあり人気の都市ですが、特に夜間はスリや詐欺が発生しやすい地域です。観光客が多いため、犯罪者に狙われやすいという特徴があります。公共交通機関や繁華街では、貴重品の管理を徹底しましょう。
ジョホールバル
シンガポールとの国境に位置するジョホールバルは商業都市として発展していますが、交通事故や軽犯罪が多発しています。特にショッピングモール周辺では、荷物を盗まれるケースが報告されています。夜間の外出は控えるのが無難です。
マレーシアでの安全対策
どのエリアに滞在するにしても、安全に過ごすための基本的な対策が重要です。ここでは、マレーシアでの滞在を安全に楽しむための具体的なポイントを紹介します。
貴重品の管理
財布やパスポートなどの貴重品は、常に身体に密着させるようにし、バッグは前にかけておくと安心です。また、現金を一か所にまとめず、分散して持つことで万が一の被害を最小限に抑えられます。
夜間の外出を控える
治安の良い地域でも、夜間の一人歩きは避けるべきです。特に女性はタクシーやライドシェアサービスを利用することで、安全に移動できます。
現地の情報を常に確認
滞在中は現地のニュースや警察からの安全情報を確認するのが一番ですが、英語だったりするので、SNSを使って情報を集めて、危険なエリアや犯罪が増えている地域を把握しておきましょう。旅行者向けの安全情報サイトも活用すると良いです。
まとめ
マレーシアは全体的に安全な国と言えますが、都市部や観光地では軽犯罪が発生しやすいため、基本的な安全対策を講じることが重要です。治安ランキングを参考にして、安全な滞在を実現し、マレーシアでの生活や旅行を楽しんでください。
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