マレーシアの賃貸市場の概要
マレーシアは多様な文化や魅力的な生活環境で知られており、日本人を含む多くの外国人が移住先として選んでいます。特に賃貸市場は比較的手頃な価格で、コンドミニアムや一戸建て、サービスアパートメントなど多様な選択肢があります。この記事では、初めてマレーシアで賃貸物件を探す際に役立つ情報を詳しく解説します。
賃貸物件を探す方法
1. 不動産エージェントを活用する
マレーシアでは、多くの外国人が不動産エージェントを通じて賃貸物件を探します。エージェントは希望条件に応じて物件を紹介してくれるため、初めての方にとって非常に便利です。特に信頼できるエージェントを選ぶことが重要で、日本語対応のエージェントも存在します。
マレーシアの不動産屋は、基本はオーナーからしか手数料を取りません。借りる側から手数料を取るエージェントは辞めましょう。
もし日本人のエージェントが良ければ、「問い合わせ」から連絡してくれれば、紹介します。
2. オンラインプラットフォームを利用する
不動産情報サイトを利用するのも効果的です。以下のようなサイトがあります:
iProperty
幅広い価格帯の物件を網羅しています。
PropertyGuru
私はこちらのサイトが好きです。
地図で表示したり、築年数、フロアの高さなどでフィルターできます。
3. コミュニティの口コミを活用する
現地在住の日本人コミュニティやSNSグループで相談することで、信頼性の高い情報を得られることもあります。
賃貸契約時の注意点
1. 契約条件をよく確認する
賃貸契約書には、家賃、敷金(デポジット)、契約期間、修繕義務などが記載されています。契約内容は細かく確認し、不明点はエージェントや大家に直接確認しましょう。
マレーシアではデポジットは返ってこないと思って契約しましょう!
2. 家具・家電の有無
マレーシアの賃貸物件には、家具・家電が揃った「フルファーニッシュド」の物件が多くありますが、一部では自分で揃える必要があります。契約前に必ず確認しましょう。
3. 管理費の負担
コンドミニアムなどでは管理費がかかる場合があります。これが家賃に含まれるのか、別途支払いが必要なのかを事前に確認してください。
初心者におすすめのエリア
1. クアラルンプール市内
- バンサー(Bangsar): 日本人や外国人が多く住むエリアで、飲食店やショッピングモール(ミッドバレーメガモール)が充実。電車もあり、KL Sentralの隣駅なので便利です。
- モントキアラ(Mont Kiara): インターナショナルスクールが多く、家族連れに人気。駐在さんが多く高級な感じです。日本人向けの店が非常に多いです。官兵衛のラーメン、焼肉、居酒屋があります。
- KLCC・ブキビンタン:一番栄えているところです。ツインタワーやパビリオンがあり、大きな公園、水族館、ジャランアローなどもあるので、独身にはおすすめ。交通渋滞はひどいです。
- KL Sentral:東京駅みたいな場所なので、交通の便がいいです。空港へ行く電車もあり、空港使う人には便利です。家賃はKLCC等よりは低めです。
2. サバンジャヤ(Subang Jaya)
交通の便が良く、学生や若い家族向けの物件が多いエリア。手頃な家賃が魅力です。
3. ペナン(Penang)
マレーシアの北部に位置し、静かな環境と美しいビーチが特徴です。リゾートライフを楽しみたい方におすすめです。
海水はそんなにキレイじゃないので、期待しすぎないように。
初めての賃貸探しをスムーズにするコツ
1. 現地視察を行う
オンラインで物件を見つけた後、可能であれば現地で内見を行いましょう。写真と実際の状態が異なる場合があるため、内見は重要です。
一旦マレーシアにAirbnbで泊まって、物件を探すのがおすすめです。
2. 必要書類を準備する
パスポートや就労許可証、収入証明書などを事前に用意しておくと、スムーズに契約が進みます。
3. 予算を明確にする
家賃以外にも、水道光熱費や管理費を含めた予算を計画的に立てることが大切です。
家賃は契約が1年契約というのが主流なので、高すぎると厳しくなるので注意です。
まとめ
初めてマレーシアで賃貸物件を探す際は、エージェントやオンラインプラットフォームを活用し、自分に合ったエリアを選ぶことが重要です。また、契約時の注意点を把握し、必要な準備を整えることで、スムーズに新生活をスタートできます。特に日本人に人気のエリアや契約のポイントを押さえれば、不安なく賃貸探しを進められるでしょう。
コメント